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レポ 八重樫、村田、井上

八重樫、村田、井上の興行のレポです

Photo_3

WBCフライ級タイトルマッチ
王者:八重樫
×
1位、元WBCライトフライ級王者
エドガル・ソーサ


1
両者フェイントをかけながら距離を測るような展開でスタート
足を使いながらの回っていく八重樫
八重樫を直線的に追いかけていくソーサ
ジャブを打ちながら右を当てるタイミングを狙っているソーサに対して
出入りをしながら先に当てていこうとする八重樫
比較的静かなスタート
2
八重樫が入ってくるのを呼び込もうとするかのようなソーサに対して
八重樫はジャブを打ちながら右を当てる距離を探してるような八重樫
ワンパンチでの狙いが見てとれるソーサと
細かいパンチでポンポンと当ててこようとする八重樫
なんと言うか対照的な両者だ。
3
何故かこのラウンドはまずソーサが足を使ってきて
八重樫が追いかけてプレッシャーをかけていくスタート。
スピードではソーサを上回って見える八重樫
瞬間的な打ち合いでソーサに先にパンチを当ててくる。
途中からソーサが追いかけてくる展開にシフトするが
八重樫が上手さを見せる。
細かいコンビネーションを再三当てて八重樫がソーサを驚かせる。
八重樫ここまではいいペースできている。
が、ちょっと打ち合いに行きかけてるので気をつけて欲しい。
4
行くぞ、行くぞと見せながらプレッシャーをかけてこようとするソーサ・
八重樫は足を使って距離をとりながらソーサとの距離を保つ。
そして入ってくるソーサに軽い連打をポンポンポンと当て来る。
両者非常に対称的な感じ
力を込めてワイルドに振るってくるソーサに対して
コンパクトに早くまとめてくる八重樫
八重樫がここまでいい感じで
途中採点も
39-37、39-37、40-36と3-0で八重樫が有利だ

5
採点を聞いたかソーサが攻勢を強めてきた。
追いかけてくるソーサ、動きながら迎え撃つ八重樫
途中足をすべらせて一瞬ヒヤッとする場面があったものの
概ね八重樫がソーサをコントロールできていた感じだ。
この日の八重樫は左が本当にいい感じだ。
先に当ててソーサに流れを渡さない。
6
ソーサが待ちのスタイルになってスタートする
が、ここでちょっとレフェリーが試合を止める。
なんかソーサがワセリン塗りすぎって事だったらしい。
再開
また前に出てこようとしてくるようになったソーサ
八重樫も横と後ろばかりではなくて時に前に出て
出入りをしながらソーサを上手くコントロールしてくる。
が、妙に強気なせいか足を止めて打ち合いに応じる姿勢を見せるせいで
ソーサの飛び込みながらの右ストレートを綺麗にもらってしまい
一瞬ヒヤッとする場面があった。
が、その後はすぐ立て直ししっかりと対応していた。
7
出てくるソーサ
八重樫は早いコンビネーションで迎え撃ち
ソーサに対して流れを渡さない。
一発で倒す力は感じないものの
八重樫が早くてコンパクトなコンビネーションで
ソーサの顔面を再三跳ね上げる。
このラウンドちょっと八重樫の足が止まって
打ち合いに行こうとする場面が多くなっていたのが気になる。
8
足を使ってくる八重樫、プレッシャーをかけてくるソーサ
とにかく右を当ててきたいソーサがしきりに狙ってくるが
八重樫は時にワンツー、時に逆ワンツーを先に先にと当ててきて
ソーサに決定的な場面を作らせない。
何故か自ら打ち合いに行ってしまう八重樫に冷や冷やする事もあるが
この打ち合いでも引かずに八重樫が後退させて見せ場を作る。
八重樫はここまで非常にいい感じで戦えている。
2度目の途中採点
77-75、79-75、80-74
ジャッジはここまで三者全員が八重樫の3-0

9
ポイントを聞いて焦ったか
ソーサが一発狙いの攻勢をかけてくる。
八重樫足を動かしながらもそれだけでなく
強気で自分から打ちに行ってしまう。
怖いから止めて欲しいんだが、
八重樫はちょっとソーサに押され気味になっており
近い距離での攻防が続いてしまっている。
もう少し足を多用してソーサをコントロールして欲しい。
10
追いかけてくるソーサ
出入りしながら足を使う八重樫
ちょっとソーサはカウンター狙いなのか八重樫が入ってくるのを
待ち構えている感じだ。
そして両者のパンチが交錯
どちらも当たっていたものの非常にヒヤヒヤさせてくれる。
倒そうとする医師を強く感じさせるソーサに対して
八重樫も引く事をしない。
一発狙いで来るソーサをコンビネーションで対応してくる八重樫
どちらも意地を見せる。
11
グイグイとくるソーサ
それもあってちょっと両者の距離が詰まり気味
ここは先に当ててるものの
ソーサを押し戻しきれない。
とにかくしつこくプレスしてくるソーサ
八重樫距離をとりきれずロープに詰められる時間が長い
それでも打ち合いではここまでソーサに一方的に打たせず
八重樫キチンと対処できてはいる。
が、ちょっと八重樫にとっても楽な展開ではなくなってきているか?
12
アッと言う間に最終ラウンド
八重樫は打ち合いに行ってしまうのか?
それとも足を多用して手堅くポイントアウトを狙うのか?
で、当然ソーサがKOを狙って距離を詰めてくる。
八重樫はここは足を使って横へ後ろへ動き回りながら
距離が詰まれば打ち合いにもしっかりと応じてくる。
ソーサも疲れたか動きには余裕がない。
八重樫の早いパンチを貰って一度ならず動きが止まる。
そんな感じで激しく戦う両者
そして八重樫は結局最後は激しい打ち合いにいってしまう。
最後の一分間は八重樫足を使わずソーサとのパンチの交換に応じ続け
打ち合いの中試合終了のゴングを聞く

そして判定へ
116-112
117-111
117-111
結果:八重樫3-0で2度目の防衛成功

印象としては八重樫のコンディションが相当よかった感じ
ただ、妙に打ち合いに行きたがるのが怖い。
ぶっちゃけソーサだから良かったけど
ロマゴン相手にやるとなるとあれは相当怖いと思う
ともあれ、今日は八重樫おめでとうって感じですね

ロンドン五輪ミドル級金メダル
日本ミドル級1位
村田諒太
×
デイブ・ピーターソン

Photo_2

フジはなんでゴロブキンゴロブキンって拘ってるんだろうな?
狙い目ってだけならバーカーだし
セルヒオさん、クイリンとかだっていいのに
まあ、その辺いいから試合
1
先に先にと手を出してくるのはポーターソン
村田はガードを固めながらジワジワと距離を詰め
自分の距離になったところで力の篭った攻勢を見せてくる。
が、気合が空回りしてるのかちょっと
ボディが低め低めで初回からローブローの注意が入る。
途中いい右や左ボディもあったが村田決定的なシーンは作れず。
てかピーターソンはパンチが手打ちで足使うのとクリンチ多用で
勝つ気があるんだろうか?
2
ピーターソンが手を出してくるも
プレッシャーをかけてくるのは村田。
手数ではピーターソンが村田を圧倒。
が、パンチの威力では村田が完全に上で
ダメージに関しても村田がより与えている感じだ。
途中左のボディ、右ストレートが綺麗に入っていて
ピーターソンが効いてないアピールをしてたので
もしかしたらちょっと効いたのかもしれない
3
半身になったり、揉み合いにいったり、頭を下げたりと
ピーターソンはとにかく村田の強打を貰うまいとする事に終始
村田もピーターソンの戦い方にちょっとイライラしてきてる感じか?
なんとなくパンチが力を入れて大きくなっているようにも見える。
それでも段々ピーターソンをロープに詰めていい攻めを見せる。
特にボディをしつこく攻めてたのはよかったと思う。
ただ、パンチ振り回してた分疲れてないかが少し心配か?
4
ピーターソンが攻めを強めてスタート
村田まずはガードを固めて打たれる場面が多く何がしたいのか少し謎
そんな村田はこのラウンドガード越しに打ち込まれる場面が多く
非常に不安だったものの
ラウンドの終盤に右をカウンターで入れて流れを変える。
あわやダウンを奪うかと思われるようないい右で効かせてラウンド終了
5
このラウンドは左ジャブを多めに使ってきた村田
それで右に繋げ易くなったのか村田の右ストレートがピーターソンを捕らえる。
ピーターソン序盤こそボディでお返しを見せていたものの
右を貰って効いたのか足を使って逃げる展開になってきた。
やはり右ストレートが入ると村田の展開になる。
6
先に手を出したピーターソン
しかし村田はジャブで止めて、右で追い討ちをかける。
ピーターソンはそうなると逃げに回ってしまう。
これで村田はやりやすくなったのか
ボディ、ジャブ、ストレートと次々に当ててくる。
下がりまくり、逃げまくりのピーターソン
しつこくしつこく追いかけていく村田
後はどこで村田が捕まえるかの流れになっている。
7
ピーターソンが最初にくるのは前までのラウンドと同じ
しかしすぐに村田の攻勢に勢いが飲み込まれていく。
そして段々とピーターソンをロープに詰めていく村田
しかし極端に逃げに回ったピーターソンはなかなかにタフだ。
倒されないことだけを考えてるかのような逃げ重視の足使いで
なんとか耐え凌いでくる。
村田もそんなピーターソンを倒そうと、しつこく攻めるが後一歩決めきれない
しかし、このラウンドは村田が明確に抑えていた。
8
倒そうと追いかける村田
倒されまいとするピーターソン
しつこくクリンチを駆使して耐えるピーターソンに村田がラッシュをかける。
効いているのか動きが鈍いピーターソン
そんな中で打ちまくる村田
耐えるピーターソンだが打ち返せないところを見て
レフェリーがまずはスタンディングダウンをとる。
ピーターソンがファイティングポーズをとり試合再開
が、もうここで大体勝負ありだったのか
再開後すぐに決めにかかる村田
村田が攻勢をかけて、ピーターソンがちょっと打たれるばかりだなと思ってたら
レフェリーがあっさりと試合をストップ

結果:村田8ラウンドTKO勝ち

唐突かつ、早いかな?
と思うようなストップでしたが
村田が無事に2戦目をKO勝利で飾っています。

結構打たれて顔が腫れたり
倒しきれなかったのは懸念点として残りますが
8ラウンドまでスタミナが十分持つのが分かったのは
村田にとって大きな収穫か?








OPBFライトフライ級王座決定戦
1位:井上尚弥
×
2位:へルソン・マンシオ(フィリピン)


1
先に積極的に手を出していったのはマンシオ
が、井上はこれを貰わない。
逆に井上の左が良くジャブ、フックとカウンターのタイミングで綺麗にヒット
マンシオ早くも効いたのか勢いがなくなる。
終盤には右ストレートもうまく当てていた
2
この回も井上がいい。
マンシオが入ってきたところにカウンターでアッパーをまず入れる。
その後も上下に打ち分けながらマンシオを圧倒。
井上の攻勢
まず、左のボディが入るとマンシオは露骨に動きが止まる。
ここで井上は逃がさず一気に詰める
パンチをまとめる井上、最後は右が入るとと、マンシオは早くもダウン
立ち上がるマンシオ
ここは決めきれずゴング
3
ここもまず先に出てくるのはマンシオ
井上無理に打ち合いには付き合わずジャブで突き放し、足も使って対応
そして段々とペースを引き寄せていく。
そして後半になった辺りで井上の左のボディが思い切り入る。
するとマンシオ、これが効いて後退、動きが目に見えて落ちてくる。
井上はそんな相手を見ながらジワリジワリと詰め寄ってくる。
が、時間が足らず追撃はかけきれず
4
足を使うとマンシオは追いきれずパンチも届かない。
が、井上足を使うだけでなく相手との打ち合いもしてくる。
井上はかなり余裕を持っている様子で
色々試してながら戦ってきている感じだ。
流れは完全に井上ペース
途中採点
ここまでは三者全員40-35で井上フルマーク
5
マンシオスピードも落ちて振り回すだけになっている。
井上その相手に当てて、動く。
そしてカウンターを上手く当ててくる。
完全に井上の流れが続く。
そんな中井上の左右が入るとマンシオは止まってしまう。
そこで井上ががラッシュをかける
攻め続ける井上、クリンチも許さず怒涛のラッシュ
マンシオが防戦一方でなかなか反撃に打つる事ができない。
そんな状況が続く中でとうとうレフェリーが試合をストップ

結果:井上5ラウンドTKO勝ちでOPBF王座獲得

前回苦しんだ日本タイトル戦と違って今回は快勝
次は流れ的に世界戦?
いずれにしてもこの試合は井上が良かった
特にボディがいい感じだった。











OPBFバンタム級タイトルマッチ
王者、WBC9位
椎野大輝
×
WBC1位、WBO4位、IBF13位
岩佐亮佑

結果:岩佐5ラウンドKO勝ち

ランキングとか見れば順当と言えば順当なんだけど

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コメント

マンシオ、ピーターソンともにそれなりの実力者だったので緊張があって面白かったです(^.^)
ボクシングは試合内容で魅せるべし。場外乱闘は要らないです。
先日の某試合は両者リングアウト負けでしたっけ?

投稿: アキラ | 2013年12月 7日 (土) 00時37分

八重樫が予想以上にうまかったな~って感じでした。
今まで何試合か見た中では一番の出来に見えましたね。
これならロマゴンとやっても面白いかも・・・。

投稿: 桐島条助 | 2013年12月 7日 (土) 02時44分

井上は前回の反省をきちっと活かして戦ってる印象だった。パンチ力に多少の物足りなさは感じるものの、あのスピードとクレバーさは凄いと思います。今回は相手にスピードもなく、大振りで体が流れたところを再三カウンター決めてましたが、さらに上のレベルでそれが出来るのかも今後注目かなと思う。もろ刃の剣になりかねないパンチでもあるので。
村田は序盤に棒立ちで攻撃を受けたり、上体に柔らかさを感じず大丈夫かいな?と思いましたが、中盤からジャブを使いだしてから一気に動きが良くなったように見えました。驚いたのは後半の接近したところからの、パワフルな攻撃です。さすがミドル級というか・・・、日本人であの距離でパワーを感じることがなかったので衝撃的ではありました。まぁ、下手に楽に勝つより課題も見つけながらでいい感じではないでしょうかね。

八重樫のスピードとスタミナには驚いた。終盤危ないシーンもありはしたものの、見事に試合全体をコントロールしきって見せました。今日の出来なら誰とやってもいい勝負ができるのでは?

投稿: フーさん | 2013年12月 7日 (土) 03時11分

村田選手はアマの時からですが、ガード固めて動きが止まるのは見てて不安になります。
恐らくきいていたんだと思いますが。
テレビ局はゴロフキン戦をプッシュしてますが、誰とやるにしてもあれだけはやめときましょうと思いました。
井上選手は次は世界と言われてますが、力的にはおかしくないと思います。
八重樫選手はものすごく良かったです。
スピードもスタミナも想像を超えてましたが、集中力をずっと切らさずに戦い続けるってなかなか出来ないと思いました。

投稿: おごぽご | 2013年12月 7日 (土) 10時57分

村田は倒したものの、無名外人にこの内容はちょっと期待外れだったかもですね〜。
ゴロフキンの映像がまた使われてましたが、あのレベルに行くのは当分先でしょう。
10戦そこらでは全く及ばないと思いました。

投稿: CAMARO | 2013年12月 7日 (土) 12時51分

間違いなくMVPは八重樫で。
井上、村田は当日のすぽるとでも語っていたようにそれぞれ課題を認識していて、今後の
向上を期待できると思いますが。
なんか皆さんの村田に対するコメントが厳しすぎる気がするけど... プロ2戦目ですよ。
映像もあくまでも村田の好みと最終目標が、マルチネスよりもクイリンよりもゴロフキンってだけで日本最強の石田順裕やボクシングの象徴メイの映像より自然な気がします。
まぁそれだけみんな期待してるってことでしょうが

投稿: 言うだけ番長 | 2013年12月 8日 (日) 03時26分

>>アキラ さん
コントなんで裁定不可です

>>桐島条助さん
八重樫が伸びてるのは間違いないんでしょうけど
ブランケット戦を比較する限りだとうーんって感じなんですよねぇ

>>フーさんさん
いい勝負にはなるかもしれませんがロマゴン相手だと結局パワーの差で押し切られそうな感じがします

>>おごぽごさん
村田ゴロブキンとか村田が勝つイメージが現段階では全くわきませんよね

>> CAMAROさん
こう言ってはなんですが
今の段階だと村田はゴロブキンのスケールダウン版って感じです

>>言うだけ番長さん
まあまだ2戦目ってのはあるんですけど
あんだかゴロブキン連呼されると比較してしまいたくなると言うかw

投稿: 管理人 | 2013年12月16日 (月) 23時29分

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